最近、私が気づいたことなのですが、「やりたいことができない」という状況は実は自分でそう思っているだけだったりします。
ここで言う「やりたいこと」とは、「〇〇に行きたい」「〇〇をしてみたい」などのちょっとした希望のこと。
もちろん、どうしてもできないことも存在するとは思います。しかし、もしあなたが自分で制限をかけているとしたらそれはもったいないことなので、少し考えてみていただけたらと思います。
結婚するとやりたいことができないのは普通だと思っていた
毎日普通に生活していると「やりたいこと」がいろいろ出てきますよね。
例えば、「新しい服を買いたい」「どこどこのレストランに行ってみたい」といった日常的なことから、「海外旅行に行きたい」「憧れの街に引っ越したい」などの非日常的なことまで、人それぞれあると思います。
あなたはどんな「やりたいこと」が思い浮かびますか?
私の場合は、「たまには家事をすべて放棄したい」(笑)とか、「好きな時にフラッと旅行に行きたい」とか、「独身の頃みたいに時間を気にせず遊びたい」といったことですかね。
今までの私にとって上に挙げたようなことは「やりたくてもできないこと」だったんです。
なぜかと言うと、結婚しているから。
やりたいと思っても「結婚してるし、ちょっと難しいかな」と自分の中で反射的に考えていました。
やりたいことができないのはよくあることで、それを覚悟の上で自分の人生を選択したし仕方ないことだ、と最初からどこかで諦めていたんですよね。
仕事をしていたり家庭があったりすると「〇〇だから無理だ」と反射的に判断してしまっていないでしょうか?それが今回お話したい「自分で制限をかけている」ということだと私は考えています。
やりたいことをやってみた結果
先ほど私のやりたいことを3つ書きましたが、そのうちの2つを実はここ数ヶ月くらいで何度か実行してみました。今までは私の中で「やりたいこと」だけど「できないこと」だった行動です。
実行したのは「たまには家事をすべて放棄したい」という誰もが思っているであろうことと、「独身の頃みたいに時間を気にせず遊びたい」ということ。
それらをやってみた結果、何も家族に影響はありませんでしたし、仕事にも影響はありませんでした。
ただ楽しくて、リフレッシュできて、相手に感謝の気持ちも持てて、メリットしかない時間だったのです!
私は個人事業主なので仕事は自分の裁量で決められます。なので一番ネックになっていたのは「結婚していること」だったのですが、夫は私がたまに家事をすべて放棄したり、友人と遅くまで遊んでいても何も言いませんでした。
よく考えれば普通のことかもしれませんが、私は心の中で勝手に「結婚しているから遅くまで遊べない」とか「家にいるんだから家事しないと」と思っていたんですよね。
でもそれは別に相手にそう言われたわけでもなければ、お願いされたことでもないわけで、私が「こうあるべきだ」と思い込んでいただけでした。
実は自分で制限をかけているのかもしれない
仕事でも結婚でも、同じ環境に身を置いている期間が長くなればなるほど、私たちは自分で無意識にルールを決め、それを自分に課している気がします。
そしてそれを周りにも求められていると思い込んでしまうのです。
だから「できないこと」がだんだん多くなり、「やりたいことができない!」と不満やもどかしさを感じるようになってしまうのではないでしょうか。
私の場合は本当にその通りで、自分で自分を制限してできないことを増やしてしまっていました。なので、無意識に制限をかけていたことに気付けてよかったなと思います。
仕事の仲間でも家族でも、1人1人が満たされた毎日を送っている方が絶対にお互いに良い影響を与えることができますからね。
もしあなたが「やりたいことができない!」と思っているなら、そのやりたいことは本当にできないことなのか、それとも自分で「できない」もしくは「しない方がいいかも…」と思い込んで勝手に制限していることなのか、改めて考えてみてください。
今まで自分で制限していただけで、実はあなたのやりたいことはできることなのかもしれませんよ。