ブログ収益化の最初のポイントとなるアドセンス審査。
アドセンス審査の通過基準は時期によって少しずつ違ったり、Googleの気まぐれによる部分も多いです。
だからこそ、できるだけ対策をして臨んでもなかなか通らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はブログの収益化をお教えてしていて、多くの方のアドセンス審査通過をサポートしてきました。
そんな私の経験から、今アドセンス審査に通らなくて困っている方に向けて、2022年現在の審査に通過しやすいブログのポイントや、記事数、かかる期間、必ず準備しておきたいものを紹介していきます!
アドセンス審査に通らない時の11のチェックポイント!
まずはアドセンス審査通過のポイントとなる項目を1つずつ解説していきます!
「アドセンス審査に通らない」という方はまずこれらのポイントをチェックしてみてください。
アクセスを集めておく
2022年現在のアドセンス審査はアクセスの集まっているサイトの方が通過しやすい傾向があります。
Googleも広告収益の見込めるサイトに広告を出したいはずなので、当然と言えば当然ですね!
目安としては、私がお教えしている方は1日100〜200PV程度のアクセスがあるとアドセンス審査に通っています。
ドメインパワーが弱いうちはオーガニック検索からアクセスを集めるのは難しいので、Twitterをうまく活用するなどしてアドセンス審査に出す前からアクセスを集めておきましょう!
※最近のアドセンス審査は特にアクセス数が重要視されている印象です。詳しくはこちらもご覧ください↓
YMYLに該当していないこと
YMYLに該当する記事があるとアドセンス審査に通過しにくいです。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の頭文字を取った略称で、お金や健康に関するものが該当します。
これらのジャンルに関しては、Googleは専門的な知識のある人物や機関からの情報を評価し、逆に信憑性が低いと考えられる個人の情報は評価しません。
YMYLに該当するのは例えば以下のような内容です。
女性で自分の経験を活かして妊娠や妊活、化粧品やサプリの紹介記事を書かれる方もいらっしゃいますが、これも審査に通過する可能性を下げてしまいます。
少しでも該当しそうな心配のあるものは避けていきましょう!
各種ポリシーに違反していないこと
これは当たり前のことですが、アドセンスのコンテンツポリシーに違反することを書くと審査に通過しません。
また、制限コンテンツに該当する内容や画像も載せない方がいいです。
例えば、お酒に関する記事、露出のある女性の画像なども審査に通過しない原因になる可能性が高いので避けましょう。
各種ポリシーはこちら↓
文字数は2000文字以上がベスト
1記事の文字数は厳密には決まっていませんが、大前提として「読者に価値提供できるコンテンツ量」は必ず必要です。
それを考えると普通に書いても1500文字程度にはなるのではないでしょうか。
以前は1000文字前後の記事が5記事程度あれば審査に通過していた時期もありました。
ですが、最近はコンテンツ量が少ないと審査すらしてもらえないこともあるので、2000文字は書くことをおすすめしています。
「書くことがない…!」という方は、「その話題の記事を読む人はどんな情報を求めているか?」を改めて考えてみてください。
わからなければ同じような記事を検索してみて何が書かれているかを見てみるのもおすすめです。(ただしパクるのはダメ!)
どんな情報を求めているかを考えて、それをも基に見出しを作り、内容を書いていきましょう。
そうすると自然と文字数も書けるようになっていきます。
基本は「読者が価値を感じてくれるのに十分なコンテンツ量」にすることを意識してみてください。
記事数は6記事〜
記事数も明確な基準はありませんが、最近は2000文字以上の記事×6記事で通過している方が多いです。
なので私は6記事書いた時点で一度審査に出してみることをおすすめしています。
そして、審査に出してからは2.3日に1記事程度更新していきましょう。
ただ、記事数が何十記事とあっても、内容に価値がなかったり他の記事のコピーと判断されるような内容だと審査には通過しません。
記事数や文字数はあくまでも「これくらいあれば通りやすい」という基準だと考えてください。
カテゴリーは増やしすぎない
カテゴリーは増やしすぎない方がいいです。
6記事程度で審査に出すならカテゴリーは1つか、多くて2つまでにするのがおすすめです。
また1つのカテゴリーに記事が1つしかない(コンテンツが少ない)といった状態も避けたいので、6記事で2つのカテゴリーなら最低でも1つのカテゴリーに記事が2つはあるように考えていきましょう。
太字・マーカーなどで読みやすく装飾する
文字の装飾をして読みやすくするのもポイントです。
過去に装飾を全くしていない記事で一度落ちた方が装飾をしてもう一度出したら通過したこともあるので、太字やマーカーは必要な箇所に適度に使うようにしてみてください。
特に太字は重要な部分を示すタグでもあるので、記事の中の重要な部分がわかりやすいように適宜使っていきましょう。
必要な外部リンクはOK(でもむやみに入れない)
以前は外部リンクは入れない方がいいと言われていましたが、必要な場合は外部リンクを入れても審査には通過します。
必要な場合というのは、あった方が読者にとって親切な場合やわかりやすい場合です。
例えば、何かの施設やお店の紹介をする記事ならその施設やお店のサイトが貼ってあると親切ですよね。
同じ理由でGoogleマップなどの埋め込みも使っていくといいです。
ただし、注意したいのは貼るなら信頼性の高いリンクだけにするということです。
何かの施設やお店を紹介した記事にリンクを貼る場合、公式サイトのリンクは信頼性が高いので貼っても大丈夫と私は考えています。
逆に、個人サイトのリンクやまとめサイトのリンクなどは信頼性が高いとは言い切れないので貼らない方が安全です。
サーチコンソールでサイトマップの送信をしておく
アドセンス審査に出す前にサーチコンソールに登録してサイトマップの送信をしておきましょう!
サイトマップは「Google XML Sitemaps」というプラグインを入れると作成されます。
「Google XML Sitemaps」の設定画面から、「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL」という部分に書かれているURLをサーチコンソールで送信しましょう。
ちなみに、このプラグインの「基本的な設定」の下から2番目にある「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックは外しておいてくださいね。
ここにチェックが入っていると、後々サーチコンソールでエラーが出てしまいます。
記事がインデックスされているか確認しておく
アドセンス審査に出す前には記事がインデックスされているか(検索結果に登録されているか)も確認しておきましょう。
されていなければインデックス登録のリクエストをし、1日2日待ってから審査に出すのがおすすめです。
インデックスされているか確認する方法は2種類あります。
まず1つは、サーチコンソールでURLの検査をする方法。これをしてみて「登録されています」という表示が出ればインデックスされているということになります。
もう1つは検索窓に「site:」と入力し、その後ろにトップページのURLをつけて検索する方法です。
これで検索結果に表示されたものがインデックスされているということになります。
この方法で調べると、削除したはずの記事がまだインデックスされているのを見つけることもできます。
そういった記事があれば審査に出す前にサーチコンソールで「インデックスの削除依頼」をしておきましょう。
リンクが切れている記事がインデックスされているのはマイナス要因になる可能性があります。
運営者情報に必要な情報を書く
運営者情報のページには単純にプロフィールを書けばいいというわけではありません。
「あなたがこの話題について語れる理由」「このブログを読んだ方がいい理由」が伝わるようなことを書いていきましょう。
例えば、「〇〇に10年住んでいて〜」ということや「何年前から〇〇の仕事をしていて〜」といったことを書いておくことで、「あなたがその話題について語れる理由」をアピールすることができますね。
また、それ以外に「このブログではどんな情報を届けていくのか」も合わせて書いておきましょう!
アドセンス審査通過のためにサイトに揃えておくもの
アドセンス審査に通過するために、審査に出す前に以下のものをサイトに揃えておきましょう!
固定ページで作成しておくもの
- プライバシーポリシー
- サイトマップ
- 運営者情報
- お問い合わせフォーム
グローバルメニューに表示しておくもの
- 各カテゴリー
- 運営者情報
- プライバシーポリシー
- サイトマップ
- お問い合わせフォーム
サイドバーに表示しておくもの
- 運営者のプロフィール(画像と簡単に2〜3文程度)
- 検索ボックス
- 最新記事
- カテゴリー
アドセンス審査通過までにかかる期間は?
アドセンス審査の通過or不合格の結果がくるまでの期間は早くて半日程、遅いと2週間程度かかります。
私の周りの方やお教えしている方を見ていると、半日or翌日中か、もしくは5日前後の期間で結果が来ている方が多いです。
そして、アドセンス審査期間中に大事なのが「記事を更新し続ける」ということ。
4日経っても通過or不合格の連絡が来なかったり、1週間経っても何も音沙汰がない時は、記事を更新してみると結果が来る場合も多いです。
なので、アドセンス審査に出したあとも審査期間中は2.3日に1記事は更新することをおすすめします。
もちろんその時にクオリティの低い記事やそれまで特化していたテーマと別の内容の記事を更新するのはマイナスになる可能性もあります。
記事の内容には注意しながら「読者に読む価値を感じてもらえる記事」を更新していきましょう!
まとめ
アドセンス審査の通過基準はブラックボックスですが、プライバシーポリシーのように必ず必要なものや「こうしたら通過しやすい」という条件は色々とあります。
少しでも通過する可能性を上げるため、そして通らない可能性を下げるために、今回紹介した17のポイントを押さえたブログ作りをしてみてください。
そして必要なものを揃えてアドセンス審査に出してみましょう!
審査は1度通らなくてもまたブログを改善して出すことができるので、一度不合格になっても諦めずに再チャレンジすることも大切です!
こちらの記事も参考にしてみてください↓
アドセンス審査通過後の広告の設置についてはこちらをご覧ください↓