私は現在、個人でブログを運営したりブログで稼ぐ方法をお教えして収入を得ていますが、それ以前はWebライターの仕事をしていたことがありました。
Webライターの仕事はパソコンさえあれば場所を問わずにできるし時間も自由なので、特に家庭のある女性に人気の仕事ですよね。
私もWebライターをしていた頃はすごく好きな働き方だなと思っていたのですが、個人でブログ収益化を始めてそちらが軌道に乗ってからは、同じように文章を書くなら絶対にブログの方がおすすめだなと思うようになりました。
なぜWebライターよりブログがおすすめなのか、ブログのメリットやデメリットは何なのか、などを経験をふまえてお話したいと思います。
Webライターをしていた頃の話
Webライターを始めたのは海外に住んでいた頃で、きっかけは日中の空いた時間に何かPCでできる仕事がしたいと思ったことでした。日中はあまりすることがなくて暇だったんです。
私はWebライター未経験だったので、最初はクラウドソーシングサービス(クラウドワークス)を利用して仕事を探し、ある程度実績ができてきたら個人的にライターを募集しているメディアと直接契約を結んで仕事をしていました。
経験がないと仕事が見つかるか不安に思うかもしれませんが、クラウドワークスを使えばけっこう簡単に見つかります。
クラウドワークスを使うにしても直接契約するにしても、Webライターの報酬は「1文字◯円」が基本。中には何文字書いても1記事◯円と決まっているものもありますが、基本は書いた文字数によって金額が決まります。
なので、当たり前なのですがたくさん文字数を書かないとお金になりません。
私の場合、たくさん仕事を受けて作業に終われ、体力的にも精神的にも消耗してしまうことがけっこうありました。これはライターをしている方の経験談としてよく聞くので、きっとあるあるなんでしょうね。
Webライターは実際どのくらい稼げるの?
Webライターに興味がある方が一番気になるのが、どれくらい稼げるのかということではないでしょうか?
クラウドワークスでWebライターをしていた時の経験から言うと、「家事の隙間時間で働こう」という気持ちでは月10万円には到底届かないでしょう。せいぜい月4万円くらいかなという感じです。
Webライターの案件を見てみると、初心者でもできる案件は文字単価0.3円〜0.5円の仕事がほとんど。3000文字書いても900円〜1500円です。
はじめの頃は3000文字書くのは相当大変なので、調べる時間も含めてだいたい4〜5時間はかかると思っておいたほうがいいでしょう。もちろん慣れてくれば2時間以内で書ける人もいます。
そうなると、1日の収入は900〜1500円くらいですね。それを月20日すると考えると、月収は18000円〜30000円。
慣れてきてどんどん記事を書けるようになると月収はUPしますが、それでも月収10万円稼ぐのはとても大変なことです。私は直接契約で専業でしていた時期もありましたが、それでも月収7万円でした。
一時期、クラウドソーシングの報酬額データが公開された時に「報酬が低すぎて生計を立てられる人はほとんどいない」と話題になりましたが、実際にやってみて本当にその通りだなと感じましたね。
もちろんこれは私の経験を元にした話なので、もっとたくさん収入を得ている人もいます。ただ、Webライターは文字数=報酬という計算式からなかなか抜け出せないことを覚えておいていただけたらと思います。
ブログのメリット・デメリット
ここからはブログのメリットとデメリットについて、Webライターと比較しながらお話していこうと思います。
私が個人で運営しているブログは「Googleアドセンス広告」をいうものを貼った収益をあげるためのブログです。
どんなブログなのか詳しくはこちらをご覧ください。↓
ブログで稼ぐってどういうこと?トレンドアフィリエイトの仕組みを解説
ブログのメリット
ブログの1番のメリットは、資産になることです。
どういうことかと言うと、ブログの記事は一度書いたら何ヶ月経っても何年経ってもアクセスが集まる限りずっと収益が発生します。
Webライターの場合は記事を書いた時だけその文字数に応じた報酬が発生しますよね。例えば、1文字0.5円の文字単価で1000文字書いたら500円です。
ですが、ブログの場合はその記事が爆発的なアクセスを集めると今月1万円、次の月は5000円、また次の月は4000円、とアクセス数に応じて毎月ずっと収益が発生します。
Webライターの報酬とブログの収入は、一度で終わりかずっと発生し続けるかという大きな違いがあるのです。
そう考えると、ブログはマンション経営に似ています。マンションを建てて(ブログの記事を書いて)おけば、毎月家賃収入(アドセンス広告収入)が入ります。ただ一つだけ違う点は、マンションのように膨大な初期費用がかからないところですね。
ブログの場合は初期費用1万3千円もあれば必要なものを全て揃えることができます。
もう1つのメリットは、収入に上限がないこと。
ブログは何記事書いたら◯円、何文字書いたら◯円という収益の仕組みではありません。その記事にどれだけアクセスが集まって広告がクリックされたかによって収入が決まります。
なので、ある記事が爆発的なアクセスを集めるとその記事だけで1日数万円という収入になることもあるのです。
Webライターのような1文字◯円という報酬の仕組みでは、どうしても書ける文字数に限界がありますし、自分が作業した分しか報酬が発生しません。ましてや1つの記事で1日数万円も稼げるなんてあり得ませんよね。
そういう大きな可能性があるのもブログのメリットの1つです。
ブログのデメリット
逆にブログのデメリットは、すぐにはまとまった収益が発生しないことです。
ブログに集まるアクセスは、基本的にはGoogleやYahooなどの検索エンジンから来ます。
それらの検索エンジンからアクセスを集めるためには、検索結果の上の方もしくは1ページ目に自分の記事が表示される必要があるのですが、最初のうちはなかなか1ページ目には表示されません。
質の良い記事をある程度の記事数書き、検索結果に表示される工夫をして初めて1ページ目に表示されるようになるのです。
なので、そこまでの間はまとまった収益が発生しません。最初の月はあっても数百円〜千円ほどでしょう。
それと違い、Webライターの場合は最初の月から書いた文字数に応じて報酬が発生します。最初から書いたら書いた分だけお金がもらえるのはWebライターの良いところですね。
もう1つデメリットをあげるとすると、初期費用がかかることではないでしょうか。
Webライターの場合は初期費用はかかりませんが、収益化を目指すブログの場合は1万3千円〜2万円ほどの初期費用がかかります。これはサーバー代やドメイン代などの費用です。
ただ、年間1万3千円とすると月1100円程度なので、そこまで大きな金額ではありません。その後ブログで収益をあげていくと考えると、この初期費用は破格だと思います。
Webライターよりもブログをおすすめする理由
Webライターもブログ収益化もどちらも経験した私の意見としては、PCを使って収入を得ようと思うなら断然ブログがおすすめです!
理由は、やはりブログは資産になるからというのが1番です。
Webライターをしていた時に作業で精神的にも体力的にも消耗してしまうことがありましたが、そんな状態になっても報酬があるのはたった一度だけ。
ですが、ブログの場合は自分が一生懸命書いた記事がずっとアクセスを集めて収益をあげ続けてくれるのです。
なので半年前に書いた記事が毎日一定の収益をあげてくれたり、1年前に書いた記事が爆発的なアクセスを集めて収益を大幅UPしてくれることもあります。
自分が時間をかけて書いた記事が一生自分に収入を運んできてくれるか、一度だけ報酬をもらったら依頼者のものになってしまうか、その差はとても大きいのではないかと個人的には思います。
まとめ
今回はブログのメリット・デメリットについてお話しました。
まとめると、
- メリット‥資産になる、収入に上限がない
- デメリット‥すぐにはまとまった収益が発生しない、初期費用がかかる
このようになります。
ちなにみ、私のWebライターとしての最高月収は7万円、ブログの最高月収は31万円です。
目的や収入の目標にもよりますが、もしあなたが文章を書いて収入を得たいと思っているなら、私は迷わずブログをおすすめしますよ!