少し前まで私は仕事といえば会社に行くのが当たり前だと思っていましたが、周りを見渡してみると場所にとらわれない働き方をしている人がたくさんいることに気づきました。
家で仕事をする、カフェに仕事をする、旅行先で仕事をする…
そういった、場所にとらわれない仕事が実際に存在していて、それで生活している人がたくさんいます。
そして、今は私もそういう働き方をしている1人です。
場所にとらわれない仕事とは一体どんな仕事なのか、ぜひ参考にしてみてください。
場所にとらわれない仕事のメリット
場所にとらわれない仕事にはたくさんのメリットがあります。これだけではありませんが、一部を紹介しますね。
好きな場所で仕事ができる
まずは当然ですが、好きな場所で仕事ができることですね。例えば、晴れた気持ちのいい日には外へ出てカフェのテラス席で仕事をしてもいいですし、雨の日には家にこもって仕事をしてもいいわけです。
また旅行先でも仕事ができるので、いつでも長期旅行に行けてしまいます。
気持ちのいいカフェで仕事をしたり、旅先でリフレッシュしながら仕事ができるのって精神的にもすごくいいことだと思うんですよね。
好きなところに引っ越せる
好きなところに気軽に引っ越しができるのも場所にとらわれない仕事のメリットです。
先日、久しぶりに会った友人が「いつか北海道に移住したい」と言っていました。その友人は今は会社員なのですぐには難しいようですが、これが場所にとらわれない仕事をしている人だったらどうでしょうか?
決めた次の日には飛行機に乗って北海道に物件を見に行き、早ければ一週間後とかには移住しているかもしれませんよね。
また、結婚している場合は相手の転勤がある可能性もあります。
そうなった時に何も仕事の心配をせずに行くことができるというのはすごく大きなメリットではないでしょうか。
子供が行きたい学校が遠い時なんかもそうですね。フットワーク軽く移動できるというのは、それだけで人生の幅を広げてくれます。
満員電車に乗らなくていい
会社員の憂鬱の1つが朝の満員電車。
私は最初に入った会社が新宿だったので、朝の中央線に乗って通勤していました。東京の方ならよくわかると思いますが、朝の中央線の満員具合はそれはもうひどいものです…。
毎朝新宿に着くまでにグッタリしていました(笑)
場所にとらわれない仕事をしていると電車に乗ること自体が少なくなります。朝からあの憂鬱な満員電車に乗らなくて済むというのは、それだけでとても幸せなことですね。
苦手な人と顔を合わせなくていい
会社に行かなくていいということは、仕事上だけの付き合いの苦手な人に会わなくていいということでもあります。
会社では大勢の人が働いているので1人くらいはあまり話したくない人や話すとエネルギーを奪われてしまう人、どうも苦手な上司などがいるものですよね。
そういった人と会わなくていいので全くストレスが溜まりません。あなたが一緒に仕事をしたい人、関わりたい人とだけ関係を深めていくことができるのは、想像以上に幸せを感じることだと思います。
場所にとらわれない仕事って?
場所にとらわれない仕事のメリットを読むと、ますますそういう仕事がしたいと思いますよね。
それでは実際に場所にとらわれない仕事とはどんな仕事なのか、その例を紹介していきます。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、個人や企業から依頼されたWebサイトを作る仕事です。具体的には、まずWebサイトの構成やレイアウトを考え、ロゴや画像のデザインを決めていきます。
次に、考えたデザインを実際のサイトに反映させるためにHTMLやCSSなどを使ってコードを書いていきます。コードを書く作業は知識がないとできないので勉強する必要がありますが、資格などは必要ありません。
今はどんな企業でもホームページを持っている時代ですし、個人で発信をしている人も増えているので、知識をつければ今後さらに将来性のある仕事だと思います。
顧客との打ち合わせに行くこともありますが、それ以外の時間は基本的に場所にとらわれずにできる仕事です。
プログラマー
プログラマーは、システムを動かすための仕組みを作る仕事です。HTMLやCSSなどのコードを使うので、Webデザイナー同様、勉強が必要になります。
コードを書けるとシステムだけでなく企業や個人のWebサイトを作ることもできるので、とても重宝するスキルです。ここ数年、プログラマーの数は毎年増えていて、年収も上がっていると言われています。
最近はプログラミングスクールなども多いので、勉強しやすい環境は整っているでしょう。プログラマーもPCがあればどこでも仕事をすることができます。
Webライター
WebライターはWeb上で公開される記事や文章を書く仕事です。クラウドソーシングサービスで人気のある仕事でもあり、初心者でも始めやすいのが特徴です。
新聞や雑誌のライターよりも断然簡単な仕事が多くて誰でもできますが、その分報酬がすごく少ないものも多いです。特別なスキルは必要ないので、最初は単価の低い初心者向けの仕事から始めて、実績ができてきたら単価の高い仕事に挑戦するのが良いでしょう。
PCがあればどこでもできるので、子育てや家事がある主婦に特に人気の仕事です。
アフィリエイター
アフィリエイターは、自分のWebサイトを作り、そこに広告を貼って広告収入を得る仕事。
文章を書くという点ではWebライターと同じですが、違いは書いた記事が依頼主のものになるか、自分のものになるかです。
Webライターは文字を書けば必ずお金がもらえますが、報酬がもらえるのはその一度だけ。対してアフィリエイターは、最初は作業量に応じた収入が発生しないことも多いですが、書いた記事が自分の資産になるので将来的に何度も何度も報酬を受け取ることができます。
せっかく文章を書くWebライターという仕事をするなら、同時に自分でアフィリエイトも始めることをおすすめします。
イラストレーター
イラストレーターとは、みなさんご存知だと思いますがイラストを描く仕事ですね。
私は全く絵心がないので選択肢にも入りませんでしたが(笑)、絵が好きな方や得意な方にはとてもやりがいのある仕事だと思います。
最近ではTwitterやInstagramなどのSNSで活動して仕事を得ているイラストレーターの方も多いです。なので、競争率は上がっているのではないでしょうか。
イラストレーターの方も自分のサイトを作ってそこで絵を販売したり、少し分野を変えてアフィリエイトに挑戦してみるのも良いかもしれません。
まとめ
最近はPC1台だけ持って場所にとらわれずに働く方が増えてきました。そういう方が増えたということは、あなたにもチャンスがあるということです。
私も場所にとらわれない仕事をしているので、最初に紹介したようなメリットを毎日ひしひしと感じています。
もちろん、場所にとらわれない働き方が全員にとって幸せなわけではないと思いますが、もしこういう働き方をしたい方がいればまずは挑戦してみてはいかがでしょうか。