2024年7月最新|アドセンス審査通過の基準を解説!PV数や記事数は?

ブログ収益化の最初のポイントとなるアドセンス審査。

アドセンス審査の通過基準は時期によって少しずつ違ったり、Googleの気まぐれによる部分も多いのですが、だからこそできるだけの対策をして落ちる原因をなるべく減らしておきたいですよね。

この記事では、2024年7月現在のアドセンス審査に通過しやすいブログのポイントや、必ず準備しておきたいものを紹介していきます!

これまでのアドセンス審査の傾向

これまでアドセンス審査に通過するのはオリジナリティや専門性が高いサイトだと言われていました。

そのため自分自身の経験から書けるオリジナルの記事や、何かのテーマに特化したサイトを作ることが一番のポイントだと考えられていたのです。

また、画像の使用や引用にも暗黙のルールがあると言われていました。

それを守りつつ質の高いしっかりした記事を書く必要があったので、初心者にはハードルの高い審査でした。

ちなみに、アドセンス審査の通過基準はGoogleからは明確に公表されていません。不合格でも”どこがどうダメなのか”といった詳しいことは教えてもらえないのです。

ですので、その時の審査状況を踏まえて審査に通りやすいブログを作っていくことが大切です。

これまでは専門性が高くて独自性のあるサイトでないとアドセンス審査に通過しにくいと考えられていましたが、最近はその傾向が変わってきました。

次から詳しく紹介していきます。

【2024年7月】アドセンス審査に通過するための基準

ここからはアドセンス審査通過のポイントとなる項目を1つずつ解説していきます。

PV数(アクセス数)はあまり関係ない

1.2年前には「PV数が集まっていること」が重要だった時期がありました。

ですが、現在はPV数は以前ほど影響していないと考えられます。

1日1000PV集まっているサイトでも通らない時はありますし、逆に1日100PVほどのサイトでも通ることがあります。

アクセス数はあるに越したことはありませんが、「少ないから通らない」ということは現在少ない印象です。

YMYLに該当していないこと

YMYLに該当する記事があるとアドセンス審査に通過しにくいです。

YMYLとは「Your Money or Your Life」の頭文字を取った略称で、お金や健康に関するものが該当します。

これらのジャンルに関しては、Googleは専門的な知識のある人物や機関からの情報を評価し、逆に信憑性が低いと考えられる個人の情報は評価しません。

その理由からYMYLのジャンルを扱ったブログはアドセンス審査に通過しにくいのです。

YMYLに該当するのは例えば以下のような内容です。

資産、保険、投資、健康、栄養、フィットネス、美容、妊娠、就職

アドセンス審査に通過する確率を高めるためには少しでも可能性のあるものは避けましょう。

各種ポリシーに違反していないこと

これは当たり前のことですが、アドセンスのコンテンツポリシーに違反することを書くとアドセンス審査に通過しません

また、制限コンテンツに該当する内容や画像も載せない方がいいです。

例えば、お酒に関する記事、露出のある女性の画像なども審査に通らない原因になる可能性が高いので避けましょう。

各種ポリシーは必ず確認して頭に入れておいてください。

各種ポリシーはこちら↓

AdSenseプログラムポリシー

Googleサイト運営者向けポリシー

Googleサイト運営者向け制限コンテンツ

文字数は1500文字以上がベスト

1記事の文字数は厳密には決まっていませんが、大前提として「読者に価値提供できるコンテンツ量」は必ず必要です。

それを考えると普通に書いても1500文字程度にはなるのではないでしょうか。

「書くことがない…!」という方は、「その話題の記事を読む人はどんな情報を求めているか?」を改めて考えてみてください。

どんな情報を求めているかを考えて、それをそれぞれ見出しにし、内容を書いていってみましょう

基本は「読者が価値を感じてくれるのに十分な内容」を書くことを意識してみてください。

記事数はあまり関係ない

アドセンス審査に通過するための記事数は明確な基準がありません。

現在、記事数はアドセンス審査通過にそこまで関係ないと考えられています

最近の事例では2記事で通った方もいて、私がこれまでお教えしてきた方の平均をとると大体6記事程度で通過している方が多いです。

ただし、最近は何よりもアクセス数が重視されている印象がありますので、記事を増やすことよりもアクセスを増やすことを考えた方が早く審査に通る可能性が高いです。

記事数や文字数はあくまでも「これくらいあればアドセンス審査に通りやすい」という基準だと考えてください。

カテゴリーは増やしすぎない

カテゴリーは増やしすぎない方がいいです。

6記事程度でアドセンス審査に出すならカテゴリーは1つか、多くて2つまでにするのがおすすめです。

また1つのカテゴリーに記事が1つしかない(コンテンツが少ない)といった状態も避けたいので、6記事で2つのカテゴリーなら最低でも1つのカテゴリーに記事が2つはあるように考えていきましょう。

太字・マーカーなどで読みやすく装飾する

文字の装飾をして読みやすくするのもアドセンス審査通過のポイントです。

過去に装飾を全くしていない記事で一度落ちた方が装飾をしてもう一度出したら通ったこともあるので、太字やマーカーは必要な箇所に適度に使うようにしてみてください

特に太字は重要な部分を示すタグでもあるので、記事の中の重要な部分がわかりやすいように適宜使っていきましょう。

必要な外部リンクはOK(でもむやみに入れない)

以前は外部リンクは入れない方がいいと言われていましたが、必要な場合は入れていてもアドセンス審査には通過します

ただ、注意したいのは貼るなら信頼性の高いリンクだけにするということです。

例えば、何かの施設やお店を紹介した記事を書いたとして、公式サイトのリンクであれば信頼性が高いので貼っても大丈夫と私は考えています。

それ以外の個人サイトのリンクやまとめサイトのリンクなどは信頼性が高いとは言い切れないので貼らない方が安全です。

サーチコンソールでサイトマップの送信をしておく

アドセンス審査に出す前にサーチコンソールに登録してサイトマップの送信をしておきましょう!

サイトマップは「Google XML Sitemaps」というプラグインを入れると作成されます。

こちらの設定画面から「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL」という部分に書かれているURLをサーチコンソールで送信しましょう。

ちなみに、このプラグインの「基本的な設定」の下から2番目にある「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックは外しておいてくださいね。

ここにチェックが入っていると、後々サーチコンソールでエラーが出てしまいます。

記事がインデックスされているか確認しておく

アドセンス審査に出す前には記事がインデックスされているか(検索結果に登録されているか)も確認しておきましょう

されていなければインデックス登録のリクエストをし、1日2日待ってから審査に出すのがおすすめです。

 

インデックスされているか確認する方法は2種類あります。

まず1つは、サーチコンソールでURLの検査をする方法です。

これをしてみて「登録されています」という表示が出ればインデックスされているということになります

 

もう1つは検索窓に「site:」と入力し、その後ろにトップページのURLをつけて検索する方法です。

これで検索結果に表示されたものがインデックスされているということになります

この方法で調べると、たまに削除したはずの記事がまだインデックスされているのを見つけることもできます。

そういった記事があれば審査に出す前にサーチコンソールで「インデックスの削除依頼」をしておきましょう!

リンクが切れている記事がインデックスされているのはアドセンス審査においてマイナス要因になる可能性があります。

そもそも、記事を書いたらなるべく早くインデックスしてもらえるようにサーチコンソールでインデックス登録のリクエストをしておくのがおすすめです!

運営者情報(プロフィール)をしっかり書く

運営者情報のページには簡単なプロフィールだけでなく、どうしてこのブログをしているのかなど、ブログ運営者のことがよくわかるような内容を書きましょう。(個人情報は出さなくてOKです)

目安としては1000文字程度は書きたいです。

例えば、「何年前から〇〇の仕事をしていて〜」「〇〇にずっと前から興味があって〜」「普段こういうグループを応援していて〜」といったことを書いておくことで、「あなたがそのブログを書いている理由」をアピールすることができます。

また、このブログではどんな情報を届けていくのかも合わせて書いておきましょう!

アドセンス審査に向けてサイトに揃えておくもの

アドセンス審査に出す前に以下のものをサイトに揃えておきましょう。

1、プライバシーポリシー

プライバシーポリシーは固定ページで作成し、グローバルメニューなどの見やすい場所に設置しておきましょう。

アドセンス審査通過後はフッターなどに移動させて構いません。

2、サイトマップページ

サイトマップページも固定ページで作成しましょう。

「WP Sitemap Page」というプラグインを使ってサイトマップを作り、ショートコードを固定ページに貼ることで簡単にサイトマップを表示させることができます。

3、運営者情報

運営者情報のページ(プロフィール)も固定ページで作成します。

運営者情報には、簡単なプロフィールとこのブログを書いている理由、このブログでは何についての情報を発信していくのか(読むと何がわかるのか)を書いておきましょう。

4、お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームはプライバシーポリシーと同様に必ず必要なものです。

「Contact Form 7」というプラグインを使って作成します。

お問い合わせフォームの作成方法はこちらをご覧ください。

グローバルメニューに表示しておくもの

  • 各カテゴリー
  • 運営者情報
  • お問い合わせフォーム

フッターメニューに表示しておくもの

  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ

サイドバーに表示しておくもの

  • 運営者の簡単なプロフィール
  • 検索ボックス
  • 最新記事
  • 人気記事
  • カテゴリー

 

ブログにある程度のアクセスが集まり、上記のページも準備できた状態になったらアドセンス審査に出してみてください。

アドセンス審査中も記事は更新するのがおすすめです。目安としては2.3日に1記事は更新したいです。

アドセンス審査の結果がくるまでの期間は人によりますが、早いと半日後、長くかかっても2週間程度です。

アドセンス審査の結果が10日経ってもこない場合

アドセンス審査の結果が10日経っても来ない場合はアドセンス審査状況確認フォームから問い合わせをしてみましょう。

最後の「その他、コメント」の部分に、申請してから2週間経っても審査結果が来ない旨を明記して送信します。

 

また、アドセンスの管理画面のお問合せから問い合わせる方法もあります。

管理画面の「サイト」を開き、一番下の「お問い合わせ」からフィードバックを送ることができます。

この場合も、10日経っても審査結果が来ない旨を明記し、その証拠となるスクリーンショットなどをつけて送信します。

まとめ

今回は2024年7月現在の最新のアドセンス審査情報をまとめました。

最近のアドセンス審査はアクセスが集まっていることが最も重要視されている傾向があります

ブログの内容や記事数、画像の使用の有無などよりもアクセス数を意識してブログを書いていってみてください。

アドセンス広告で収益をあげていこうと思った時にアクセス数は必ず必要になりますので、最初からアクセス数重視のブログ運営をしていくことは一石二鳥ですよ!

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