人と比べて落ち込むのは悪いことではない|成長する絶好のチャンスと捉えよう

人と比べて落ち込む

周りの人と自分を比べて落ち込んでしまう、これは誰にでも経験のあることだと思います。

私もパートで働いていた頃、友人が正社員で生き生きと頑張っている姿を見て、自分と友人を比べて落ち込んだことがありました。ですが、何度かそれを経験するうちに落ち込んでいる時間ってすごくもったいないのではないかと思うようになったんです。

せっかくなら落ち込んだときのマイナスのエネルギーもプラスに変えて行きたいですよね。

人と比べて落ち込むのは普通なこと

人と比べて落ち込むのは誰にでもあることです。なので、落ち込むこと自体がダメとは全く思いません。

むしろ、人と比べて落ち込むのはあなたがそのことに本気で取り組んでいる or 本気でそうなりたいと思っている証拠でもあります。

例えば、あなたが営業の仕事をしていて、毎日少しでも成績を上げようと本気で仕事を頑張っているとします。そんな時に同期がどんどん良い成績を出しているところを見たら、「なんで自分はできないんだろう」とその同期と自分を比べて落ち込んでしまいますよね。

ですが、特に仕事に思い入れもなくただ毎日時間が過ぎるのを待っているだけだったら、きっとその同期と比べて落ち込むこともないはずです。

私も新卒で入った会社を辞める直前は、営業の仕事が本当に嫌でやる気を失ってしまっていたため、同期と成績を比べて落ち込むことは全くありませんでした。

なので、「落ち込むのは本気で頑張っている証拠」だとまずは自分の頑張りを認めてあげていいと思います。

なぜ人と比べて落ち込むのかを考えてみる

落ち込んでいる時間はそのことに前向きに取り組めなくなってしまったり、必要以上に「自分はダメだ」と自信を失ってしまったりする可能性もあります。

なので、人と比べて落ち込んだ時は「なぜ落ち込むのか」を考えてみてください。

人と比べて落ち込んでいる時ってただ漠然と落ち込んでいるだけなことが多くないでしょうか?「なんで落ち込んでいるのか」まで自然と考えている人は少ないように思います。

落ち込む理由を考えると、自分がどんな思いを持っているのか、どんな思考のクセがあるのかがよくわかり、実は落ち込む必要はないことなんだと気づいたりするものです。

周りからの評価が気になる場合

人と自分が常に比較されていると思い込んでいる人は、周りからの評価を気にして落ち込むことがあります。

例えば、同期のAさんが大きい契約をとってきた時に、自分が比較対象にあげられて「Aさんは仕事ができるけどBさんはできない」と言われるのではないかと気にしてしまうのです。

いつも相対評価されていると信じていると、自分に対する悪い評価を勝手に予想してしまうのです。

しかし実際のところ、周りはあなたが思っているほどあなたのことを気にしていません。みんな一番気になるのは結局自分のことです。

だから、あなたよりも仕事ができる人がいたってそれはその人が評価されるだけで、あなたと比較してあなたが悪く言われることはほとんどありません。あったとしても、それは相手の気分にも左右されるのでどうしようもない部分でもあるのです。

こういう人は自らの想像で落ち込む状況を作り出してしまって場合があるので、言われたことや見たこと以外は気にしないようにしてみてください。

自己肯定感が低い場合

自己肯定感が低いと、必要以上に自分を過小評価してしまうことがあります。

例えば、自分よりも仕事ができる人が周りにいた時に「やっぱり私はダメだ」「どうせ私にはできない」と何の根拠もなく思ってしまうのです。

そういう場合、人と比べて落ち込まないようにするには自分に自信をつけることが一番効果的で、自信をつけて自己肯定感を高めれば必要以上に自分を下げることがなくなります。

そうは言っても、なかなか自分に自信をつけるのはすぐには難しかったりしますよね。そういう時は一時的に周りの世界を遮断するのもひとつの手だと思います。

もちろん “それができる状況なら” ですが、案外自分から比べる要素を探しにいってしまっている方もいるのではないでしょうか?例えば、自分からSNSを見て人と比べて落ち込むのもそれに当てはまりますね。

自己肯定感が低くて人と比べて落ち込んでしまうなら少しの間外の世界を遮断し、比べる要素を一時的に取り除くことも試してみてください。

ただ単に暇な場合

特にこれと言った理由はなく、暇だから人と比べて落ち込んでしまう場合もあります。

人は何かに熱中していると他のことを考える余裕がありませんが、暇な時は余計なことまで考えてしまうものです。周りの人が気になるのは、打ち込めるものがない時やぼーっとする時間がある時だったりしませんか?

なので、人と比べて落ち込んでしまう時は「私は今暇だから落ち込んでしまうだけなのかもしれない」と思って、それは本当に落ち込む必要のあることなのかもう一度考えてみてください。

実はそこまで落ち込む必要がないことだったり、忙しい時なら気にならないようなことだったりします。

人と比べて落ち込んだ時こそ成長できる機会

落ち込むのは決して悪いことではないのですが、できればその気持ちを早く前向きな気持ちに変えていきたいですよね。

まずはなぜ落ち込んでいるのかどんな気持ちが原因で落ち込むのかを考えてみてください。

人と比べて落ち込んでしまう理由がわかれば自分の本当の思いに気づくことができ、自分を成長させるきっかけにもなります。

例えば、自己肯定感が低いのが原因で落ち込むのなら、自分に自信をつけることで落ち込む回数を減らすことができるようになります。その過程で何か得意なことができたり、スキルが身についたりと、自然と自分を成長させることができるのです。

私も自己肯定感が低かった頃、自分と人を比べて落ち込むことがよくありました。そんな時にブログを始め、月収10万円稼げるようになった頃には自分に自信がつき、人と比べて落ち込むことも少なくなっていました。

しかも、ブログで集客するというスキルも身についたのです。

人と比べて落ち込むことは一見悪いことのようにも思えますが、実は自分を成長させる絶好のチャンスでもあります。ただ落ち込むだけで終わらず、自分のどんな思いや考えが原因なのかを考えてそれを改善できるように取り組んでいきましょう。

そうすると落ち込むことに使う時間を減らすことができるだけでなく、自分も成長させることができます。

まとめ

今回は人と比べて落ち込むのは悪いことではなく、自分を成長させるチャンスだというお話でした。

人と比べて落ち込むのはあなたがそのことに本気で取り組んでいるからであって、決して悪いことではありません。

ただ、落ち込んで何もできなくなってしまっては時間がもったいないので、そんな時はなぜ落ち込んでいるのかを考え、原因となっている思いや考え方を変えるようにしていきましょう。

人と比べて落ち込んだときは、成長のチャンスだと思って自分をどんどん変えていけるといいですね