どの選択肢を選ぶか迷ったら|選んだ道が正解かはすべてあなた次第

選択肢,選ぶ,選んだ道

生きているとどちらかを選ばないといけないという決断の時が何度もありますよね。

すぐに決められることもあれば、どちらが正解なのか分からずなかなか決められないこともあると思います。

私はけっこう優柔不断でなかなか決断できなかったり、決めた後もこれで良かったのか悩むタイプだったのですが、この考え方を知ってから決断する時のスピードが変わりました。

今いくつかの選択肢で迷っている方、いつもなかなか選べない方、そんな方はぜひこの考え方を参考にしてみてください。

選択肢が選べないとき

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いくつかの選択肢の中から1つを選べないのは、

  • 失敗したくない
  • より良い方を選びたい

こんな気持ちが自分の中にあるからだと思います。

例えば、就職活動で2社から内定をもらった時、余程どちらかの企業の志望度が高くない限りどちらに就職するかとても悩みますよね。就職先はその後の人生に大きく影響するので失敗したくないし、より条件や環境の良い方を選びたいと思うのが普通です。

他にも私の場合、何か勉強したいことがあって本を買おうと思った時、この本を買っても無駄になるんじゃないかとか、大きい本屋に行ったらこれよりも良い本があるんじゃないかと思って悩むことが昔はありました。

誰でもできれば最初からより良い方を選びたいし、失敗して「あっちにしておけばよかった〜」とは思いたくないんですよね。

 

でも、「Aは失敗する」や「Bの方が良い」と事前にわかっていればそもそも迷うことはありません。

どの選択肢がいいか考えても答えがないから選べないのです。

もちろん迷うことが悪いわけではありませんが、ある程度考えても答えが出ないならそこに答えはないと気付くことが大切だと私は思います。

正解かどうかではなく正解にするかどうか

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選択肢がいくつかあって悩むとき、アドバイスをしてくれる人はいたとしてもどの選択肢が正解か知っている人はいません

「Aを選べば絶対に正解ですよ」とか「Bの方が絶対に良い結果になりますよ」と言える人はいないのです。

最初の就活の場合でも、「あなたは性格的にA社の方が合っていると思うよ」と助言はしてもらえるかもしれませんが、「A社に入ったらあなたは5年後にリーダーになってやりがいのある仕事を任されるけど、B社だときっと数年後には楽しくなくなって転職したくなるよ。だからA社の方がいい」とは誰も断言できませんよね。

結局、どちらが正解かはその時点では誰にもわからないのです。

 

そこで大切なのは「どちらを選ぶか」ではなく「選んだ道でどう行動するか

選んだ道がどの道かに関わらず、その後のあなたの行動次第でその選択が正解だったかどうかが決まります。

勉強しようと思って本を買った後、その本でしっかり勉強して知識がついたり資格がとれたりしたら”本を買う”という選択肢は正解だったということになりますし、すごく良い「A」という本を買っても勉強しなければ「A」を買ったのは不正解だったと感じるでしょう。

就職も同じで、あなたがA社に就職して仕事で成果を出し、5年後に目標としていた仕事ができたら”A社”という選択は正解だったことになりますし、途中で転職したとしてもA社でのスキルが評価されて転職できたならそれも”A社”が正解だったということになります。

逆に、同じA社に就職しても仕事をサボってばかりで「毎日つまらないな〜」と思いながら過ごしていたら不正解だったと感じるかもしれません。

つまり、すべてはあなた次第。選んだ道であなたがどう行動するかでその選択が正解だったか不正解だったかが変わるのです。

覚悟を決めることも大切

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選択できない人は自分の力でその選択を正解にしていくことに自信がないのかもしれません。

本当に良い結果になるか不安だから迷ったり悩んだりするのであれば、そこはもう覚悟を決めて選択するしかないのではないでしょうか。

そしてその悩む時間を「選んだ道でどう行動するか」を考えるのに充てた方がよっぽど自分の未来のためになるはずです。

 

「選んだ道が正解かどうかはすべてあなた次第」というのは、逆を言えば「どの選択をしても自分で正解にできる」ということでもあります。

そう思うとそれってすごくラッキーなことじゃないですか?

「どれを選んでも正解にできる」と思って自分の気持ちにしたがって決断してみるのもありだと思います。その方が行動も伴ってきますしね。

とにかく、大切なのは「どの道を選ぶか」ではなく「選んだ道でどう行動してその選択を正解にしていくか」だということを覚えておいていただけたらと思います。