私は子供の頃から母親に「手に職をつけなさい」と言われて育ちました。しかし、その頃はなぜ手に職をつけたほうがいいのか全然わからなくて、結局何も手に職がないまま社会人に。
そして社会人になって初めて「手に職が欲しい」と思い、真剣に考えるようになったのです。
もう今からだと遅いのではないか…とも思いましたが、そんなことはありませんでした。スキルを身につけるのは大人になってからでも十分間に合います。
私がどのように手に職をつけたのか、これまでのことをお話ししていきます。
手に職がなかった私がいつも思っていたこと
私は新卒で保険会社に就職したのですが、営業のキツさと拘束時間の長さに疲れてしまって2年半で会社を退職しました。
「もう営業の仕事はしたくない。」そう思って転職活動をはじめましたが、これといった資格やスキルのない私ができる仕事はお給料があまりもらえない仕事ばかり。
「こういう時、手に職があればなぁ」と感じていたのはもちろん、それ以上にどんどん自分に自信を失っていきました。
自分には価値がない
手に職がないことを実感した私は、自分には価値がないんじゃないかと思うように。
周りの友人は語学が堪能だったりプログラミングが得意だったり、看護師だったりとみんな何かしら手に職があるのに、私は何もない。何も特別なことがない。
そう思うと、私の価値ってなんだろう?と何もできない自分が嫌になっていきました。
私と同じように自分には価値がないと思っている人も結構多いのではないでしょうか?考えているだけでは何も解決しないと思っていても、周りと自分を比べて悲観的になってしまう気持ちはよくわかります。
誰にでもできる仕事しかできない
私が転職活動をしてみて気が付いたのは、私にできる仕事は「誰にでもできる仕事」なんだということでした。
資格やスキルが必要な仕事にはつけないし、経験が必要な仕事もできない。そうなると残っているのは誰にでもできる仕事なんですよね。
もちろんそういう仕事がダメだと言うわけではありません。
ただ、私はもっと「自分だからできる仕事」を見つけたかったし、そういう仕事がしたかったんです。
だから誰にでもできる仕事しかできないと気づいた時はとてもショックで、「手に職をつけておけばよかった」と後悔しました。
一生使えるスキルが欲しくてネットビジネスを始める
自分にも何かスキルが欲しいと思った私が始めたのが、ブログに広告を貼って収入を得るというネットビジネスでした。
雇われるのではなく自分で稼ぐ力がつけば、それは一生使えるスキルになると思ったんです。
ネットビジネスの中でブログを選んだのは、一番クリーンなイメージがあって自分にもできそうだったから。
例えば、FXや株といった投資系は難しそうだし最初にある程度資金が必要になります。それに比べてブログは初期費用がほとんどかからず、ブログだったら自分にも書けそうな気がして始めました。
最初は全く収入がなかったのですが、実績がある人に教えてもらうようになってからは段々と収入が増え、ついにブログで月30万円の収入を得られるようになったのです!
自分でお金を稼ぐことは何よりも難しいことだと思っていたので、それができたことは私にとってすごく自信になりました。
関連記事:ブログで稼ぐってどういうこと?
なぜブログで手に職がつくのか
ブログで収入を得ることがなぜ手に職をつけることになるのか、疑問に感じる方もいるかもしれません。
ブログに必要なのはライティングスキルだと思われがちですが、実は他にもあります。それは、ネット上で人を集めるスキルです。
ネット上で人を集めるには、検索エンジンを使って検索したより多くの人が自分のサイトに来てくれるようにサイトや記事を工夫する必要があります。
ネットビジネスで月収10万円を達成するころにはそういった知識がある程度ついているので、ビジネスを実践しながら手に職をつけることができるというわけです。
その知識はブログに限らず企業のホームページなどにも同じように活かすことができます。
なので、ブログは雇われずに自分でお金を生み出す手段にもなり、手に職をつける手段にもなるのです。
まとめ
今回は、手に職をつけたいと思った私がどのようにスキルを身につけたかについてお話しました。
数年前は自分に価値がないと思ったり、自分に自信がなかったりしましたが、ブログを始めて月収30万円を達成したことでその気持ちは大きく変わりました。
また、ブログを実践していく中で自然に手に職をつけることができ、これからはそのスキル活かした仕事をしていこうとしています。
もし、今スキルがなくて悩んでいる方がいたら今からでも何かできそうなことから始めてみてはいかがでしょうか。
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